11月の備忘録

これなーんだ↓


鶏の白肝のムースとリンゴのサラダです。

白肝とは、雄鶏の脂肪肝ですって!!フォアグラが鴨の脂肪肝なら、こちらは雄鶏。フォアグラのように淡いクリーム色をしていて、味わいも濃厚で臭みも少なく、舌触りもなめらかです。近くの鶏肉屋さんに聞くと、「出てくるか出てこないかは捌いてみないと分からない」とのこと。近所のスーパーは、「毎週木曜日に入荷してます」と頼もしいお返事でした。

フォアグラの代用でムースにしました。

レバーは苦手だけどこれは美味しい❣と、好評でした\(^_^)/



鯖のコトリヤード

フランスのブルターニュ地方の郷土料理です。地中海の漁師のなべ料理がブイヤベースなら、北のブルターニュ地方の漁師のなべ料理がこれです↑

生クリームとバターをたっぷり使った優しいソースに鯖が入ってワイルドな味となります。

「このお料理は他の魚ではなくて鯖だからいいのですね!!」と食通なコメントあり(´∀`*)


メインはそば粉のガレット、リンゴのキャラメリゼ

これもブルターニュ地方の名物です。

甘いと辛いが絶妙なバランスで美味しい。大きなハムとたっぷりのチーズをのせればボリュームもあり満足度アップ👌👌👌


ブルターニュは寒い地方なので昔からブドウよりもリンゴの栽培が盛んです。体が温まるアルコール度数の高い蒸留酒カルヴァドスの産地です。リンゴの香りがして人気の高い食後酒ですね❣

ということで、ワインのペアリング実習はポルトガルにしました(^^♪(^^♪


ポルトガルはダン地方のワイナリー”キンタ・デ・ロケス”です。

ポルトガルは鎖国政策の時代があったため外国のブドウ品種が入ってこなかったそうです。だから土着の品種が多数栽培されていて混醸が主流です。赤のダンレッドはその典型で、フードフレンドリーで落ち着く味わいです。柔らかく滑らかなタンニンが心地よく、生クリームやマイルドなチーズと良く合います。

白はエンクルザードという単一品種のワイン。ブレンドしない醸造をポルトガルで行った第一人者です。イギリスの有名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソンがここ数年で最も記憶に残るワイン10本に入るというお墨付き。ソフトな印象ですがシャルドネのような存在感と満足感が味わえます。リンゴの優しい果実味とクリーミーな白肝にペアリングしました。

その他、イタリアのスプマンテやフランスのヴァケラス、日本のメルロなどのご持参ワインとのペアリングも楽しみました🍷

お菓子の実習は洋梨のタルトシブースト❣

パイ生地をこねて、タルトを焼いて、クレームシブーストという高難度のクリームを皆で作りました。「こうやって作るんですね!」「そりゃ美味しいはずだ!!」「美味しい~~~(^^♪(^^♪」

お料理のコースの皆様にもデザートでご試食を楽しんでいただきました。

ご参加ありがとうございました💚

Cdouble

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