おはようございます!今日は爽やかな晴天です。毎日こんな良いお天気の日が続くといいなと思いながらの投稿です。
先日、千曲川ワインヴァレーにある長野県東御市の東御ワインフェスタに行った時も、とても気持ちの良いお天気でした。車窓からは新緑に鯉のぼりが泳ぐように見え、その向こうにはアルプス山脈の雪山が連なっていました。ヴィラデストガーデンファーム&ワイナリーのブドウ畑からみる雪山も美しかったです。
東御市は長野県でも北東部にあり遠いところと思っていましたが、意外にも名古屋市から日帰りできました🎶
本題の4月の教室メニューです(^o^)/
桜チップのスモークサーモンとアボカド
お菓子の空缶を使って、たったの10分未満で出来上がる瞬間燻製です。そのまま食べても美味しい生食用サーモンですが、サーモンの風味にまさる桜チップの香りが食欲をそそります。
クスクスのスープ
メイン料理のコンフィを煮ると出てくる出汁を使ったスープです。キャベツと大根がたっぷりと入っていて健康的✨小さく刻んだお野菜とクスクスの粒々の舌触りが楽しく、サフランと仕上げのハーブも香りよいです。
鴨のコンフィとポムピュレ(鶏の手羽先でも実習しました)
ソミュール液に漬け込むこと一晩、コンフィとして煮込むこと2~3時間、焼き上げること20分ほどという、時間のかかるお料理ですが試食すれば納得❣ みんな「美味しい~❤」と大喜びのお料理です。お家でも再現してくださって、嬉しい報告をいただきました<m(__)m>
マスタードソースとポムピュレ(じゃがいも)が絡み合って、全部揃うと完成度の高い一品です。頑張って作るとちゃんと美味しいですね(^^♪
ワインはフランス南西地方のペアリング解説です。
白はパシュランドヴィクビルでブドウ品種はグロマンサンとプチマンサン。ピレネー山脈からのフェーン現象で乾燥した風が吹き、ブドウは樹上で干しブドウのようになります。寒くなるまで収穫を遅らせることで糖度の高まったブドウから造るワインはアルコール度も高く、低気温で収穫したブドウは酸味もしっかりとした、メリハリのあるワインとなります。
赤はカオールでブドウはマルベックです。マルベックは今やアルゼンチンワインで有名ですが、もともとはフランス南西地方原産の品種です。中でもカオールは昔から黒ワインと言い伝わる名産地です。昔ながらの渋味のしっかりした濃いワインから、最近は少し滑らかな口当たりのワイン造りに傾向してきている産地です。フランス料理もバターや生クリームをたっぷり使う料理から少しずつ軽い料理に変化しているので、ペアリングにちょうど良いです。
この南西地方はワイン産地としてはなじみが薄いかもしれませんが、フォアグラやトリュフ、世界最古の青かびロックフォールチーズの名産地で、ラスコーの壁画で有名な観光地でもあり、巡礼の道筋には歴史的な教会や中世の街並みが点在しています。
鴨のコンフィはこの地方料理なんです。フォアグラを取るために育てられた鴨のモモ肉を煮込んだ料理です。フランスでは煮込んだものが缶詰めになって売られています。フォアグラを出荷した後に大量に残る鴨肉をうまく活用した伝統料理なんですね。
こちらはご試食いただいた鴨の出汁を使ったカレーライスです。ご好評いただきました❣
お楽しみデザートは苺のタルト❤
サクサクサブレ―とチョコレートムースに甘酸っぱい苺の美味しいこと❣
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました~<m(__)m><m(__)m>
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